SSブログ

電源とコンデンサと私

とりあえず、まぁ見てください
電源2.jpg

OWON製オシロスコープ SDS6062を購入した方はかならず1度読んでください


オシロスコープも安くなって気軽に買える時代な訳です。
例えばOWON製のSDS6062
http://www.owonjapan.com/htmlx/modules/pico/index.php?content_id=9#sthash.TLRLjQKe.dpbs
まぁSDS6062で検索すると秋月電子さんの
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-04805/
が真っ先に出てくるし、何より自分が使って使いやすいこともあり
各方面にこのオシロお勧めしています。

なんのかんので10人以上がお勧めというか甘言で購入に至っていることもあって
この記事をわざわざ書くに至りました。結構深刻。

さて、電解コンデンサの妊娠とか膨張とか・・・人によっては苦虫を噛みつぶした顔すらある事象。
知らない人は https://ja.wikipedia.org/wiki/不良電解コンデンサ問題
を参照してください。

まずそもそもの問題点として
・我が家のオシロスコープは必要/不必要を問わず常時パルス表示している
ために24時間駆動させています。
使う時だけ電源入れている使い方ならば、同じ問題は早々起きないとは思いますが
運が悪いとか高温多湿環境での使用頻度が高いとか日頃の行いが悪いとか
電源1.jpg
電源基板上のコンデンサが液漏れ、容量抜け(撤去後の簡易測定で97uFでした)することで
制御電源が不安定になり、起動しない状態となる可能性があります。
同一設計で同一部品を使っていれば当然のように起き得ます。

帰宅した時点で 電源投入時のロゴ<=>ブラックアウト の繰り返し。
一度電源を切って再投入すると、ロゴ→ロゴぐしゃっと崩れ→ブラックアウト→ロゴ のループ

がっくりうなだれながら裏蓋あけたら
(裏面視で左右端にある4個のネジ+FGネジ外して、爪で引っかかっている所をペコペコ外す)
もう見るからにコンデンサがお亡くなりになっていて即交換して復旧させました。
なお裏蓋を開ける際、正面視左上にある電源ボタンは「ON」の状態で作業してください。
OFFで作業したら割れました。二度と戻らぬ電源ボタン・・・・
(常時ONだし側面スイッチで切れるからいいんですけど)

ここで悔しい思いをしたのは
オシロスコープが壊れているからこのダメコンデンサ部の波形を取得出来ない
というジレンマ。
間違ってもオシロスコープ2台目への囁きと勘違いしないようにしなければなりません。

さて、わざわざこんな記事書いてまでこのオシロをディスりたいわけではなくてですね
当方のお勧めにまんまと騙されオシロ購入な方々への注意喚起と
交換用コンデンサの紹介が本題です。

元々のコンデンサは1000uF/16Vなので同等スペックへのこだわりがあればこちら。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02365/

実回路の雰囲気から実力的に300uFもあれば十分だという判断と
デサルフェータ用部品でいいやと思ったので今回470uF/16V品に換装しました。
で、個体コンへのこだわりがあればこちら。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08292/
動けばいいよ、耐えなかったら又換装するし、な場合はこちら。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08426/

そして最後の最後にリアルな本題。
SDS6062をお勧めされるままに買った方は起動しない状況をご一報頂ければ
交換用コンデンサ1個送ります。

[2017/04/16]追記
元記事からほぼ1年ですか・・・
20170416_182033.jpg
スイッチ横のコンデンサも破裂しやがりましたよっと。
nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 1

コメントの受付は締め切りました
機械伯爵

電解コンデンサの寿命ですか~
まぁいずれくるだろう時限爆弾と覚悟はしているものの、いざ液漏れして基板腐食とか起きると復旧の手間が(^_^;)…ねぇ。
その内前もって交換しますかね…
まぁこの場合の「その内」はだいたい来ないもので、何年か経って慌てふためく自分が容易に想像出来ます(゚∀゚)アヒャ
by 機械伯爵 (2016-04-14 16:51) 

トラックバック 0


なんだかんだで安いPCを買いたいならデルさんで。
ドスパラは広告拒否しよったんで、二度と使いません。
スティックpcとか魅力的だけど、ドスパラじゃ絶対買ってやらない。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。