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バッテリ補充電システムの提案1[提案2へ移行] [BRZ]

一晩かけてOBDⅡコネクタ経由で満充電を目指すシステムの検討を開始しました
http://ameblo.jp/m0800828/entry-12021974945.html

青空駐車だけど車にバッテリ乗せたまま補充電したい皆様こんにちは。

12Vの鉛蓄電池を充電しよう!と思うと、14V位の直流電源が必要ですよね。
そのため、ホームセンターで売られている安い海外製40B19L(2980円)とか
    
こういうのを電源に出来たら、便利ですよね。※広告はコーナンのチラシPDFより引用しました
でもバッテリは満充電状態でも13Vちょっとだし、直結しても電圧均衡したら充電できません。
各種売られているものを組み合わせると 

こんな感じでいけばホームセンターで全部揃えられると思います。
でもインバータ効率80%、充電器効率80%(80%も相当高い評価)だとして
約4割が変換ロスで熱となるのでどうにもイマイチです。簡単にできるのは良いのですが。

じゃあどうするか?というと

直接DC12VをDC14Vへ変換します。ブーストコンバータで一発解決。

それを実現するのが、これ。
amazonでも買えます。http://www.amazon.co.jp/dp/B00JMY1LXK
アフィリエイト?という懸念がある方はGoogleで「amazon ブーストコンバータ 150W」
と検索していってください。海外直販のだと600円、国内店舗だと1900円くらいでしょうか。
電流モードPWMで高効率に昇圧してくれます。なにかと便利。

バッテリがトランクや後部座席、助手席の下にあって施錠したまま40B19Lを近くに置いておける
という場合には特に問題無く補充電システムが構築できるかと思います。
何らか電線(1.25sqあれば十分)とバッテリ用クリップ

ホームセンターで1個100円くらいのを赤黒各2個買ってきて
DCDCの入力/出力にそれぞれバッテリを繋げばそれでOK。
なお、エンジンルームにバッテリはあるが、ボンネット閉めて補充電用バッテリも収まる
あるいは補充電用バッテリは室内まで配線できる場合もこれで解決です。

※注意点
このDCDCコンバータは入力も出力も短絡/逆接続保護が無いので繋ぎ間違いや
出力側の短絡に対しては外付け回路での対策が必須です。
最初は24V出力に設定されていると思うので、出力側にテスターのみ接続してVR操作で
14V(お好みで13.2Vでも15.0Vでも)になるよう調整をしてください。

という前置きがあって、やっと本題です。
エンジンルームは場所が無い。さりとて車内からエンジンルームまで配線は取り回せない。
そんなあなたに小型バッテリによる可搬型補充電システムをご提案。
使うバッテリは秋月電子のこれ 定格12V/7.2Ah(20時間率)

届いた直後の測定値。新品120CCAくらいっぽいです。



構成はこんな。 ↑写真の構成で2200円:DCDCコンバータ単体は1600円で対応します。
・DCDCコンバータ 1個(14.4V設定済み)
・供給元バッテリとの接続用電線 1組(ヒューズソケット付き)
・供給先バッテリとの接続用電線 1組(保護回路なし)
・20Aヒューズ 何個か
バッテリはご自身で用意をしてもらう形。
「供給先(車)のバッテリに接続するケーブルにもヒューズソケット欲しい&逆接続対策が欲しい」
は別途対応します。(基板裏面にダイオードハンダ付け実装)
過去にやりとりしたメールへの返信などで、「補充電セット」欲しいとご連絡をください。
定形外郵便で送付します。(DCDCだけの場合は「DCDCコンバータ欲しい」とご連絡ください)

使い方

BRZはバッテリの横に 「ここに置いてください」 と言わんばかりのスペースがあるのでかなり楽です。
作業手順
 1.小型バッテリを置ける安定した場所を探し、置いてみる
 2.クリップ(赤)を車のバッテリに繋ぐ  (外したカバーを紛失しないよう注意)
 3.クリップ(黒)を車のバッテリに繋ぐ  (接続時、パチっと火花でます)
 4.ヒューズソケットにヒューズを入れる (接続時、ソケット内でパチっと音がします)
  ※入/切スイッチの代わりにヒューズで制御します
   -----ボンネットを閉めて1時間放置する-----
 5.ヒューズソケットからヒューズを抜く
 6.クリップ(黒)を車のバッテリから外す
 7.クリップ(赤)を車のバッテリから外す (カバーを必ず戻す)
 8.小型バッテリを取り出す

車載バッテリが放電気味だとフルパワーで充電にかかるので
DCDCコンバータの放熱フィンが結構熱くなります。
また小型バッテリが使い切られて電圧が9Vくらいまで下がるのですぐに充電をしてください。
うっかり放置すると一発でサルフェーションまみれになります。
(デサルフェータで回復させれば良いのですがそもそも劣化させないのが良いので)

逆に車載バッテリが充電しっかりされていれば放熱フィンもヌルい状態で
1時間後でも小型バッテリの電圧が11Vとか12Vという値だったりします。

週1回でも定期的にこの補充電をしていれば劣化はそこそこ抑えられるはずです。
(ついでにデサルフェータも付けていればいっそう長持ち)



なお出力側のケーブルは1.5m位なのでこれくらい離れた場所でも難なく届いてボンネット閉められます。

小型バッテリの寸法

身近なものと比べるってことで500mLの缶飲料が置けるくらいの場所があればOK。


500mLのペットボトルが置けるくらいの場所があればまず大丈夫。
※高さ方向はバッテリ+DCDCコンバータ分があるのでそこに注意が必要です

「シガー使えば大きめバッテリで余裕もってACC連動でもいけんじゃね?」
というご意見もあろうかと思います。
DCDCコンバータが結構な出力能力で、シガーのヒューズ切ったら交換面倒なので不採用としました。

実際にBRZの55D23Rに対して1時間の急速補充電を実施後

そこそこ放電していますが11.6Vへの低下。
車載側はクリップ外す直前で14.3V、クリップ外して↑の写真撮影後で13.2V。
満充電に出来たのと3Ah程度の補充電で済む程度の放電状態だったことが分かります。

もし補充電状態で車載バッテリが14.3Vに満たない場合や、小型バッテリが9.5V位まで放電する場合
「車載バッテリが放電気味で充電が足りていない」という指標にもなるかと思います。

更に充電完了後の小型バッテリ測定値


データシートでは

22mΩが満充電時の定格内部抵抗らしいです。
買って1回補充電(11.6Vまで放電)で使い、満充電後145CCA/20.4mΩ。こんなもんかな。

こういうときにもこのバッテリアナライザー様がCCAテスター単体と違い
内部抵抗まで測定してくれる点が大活躍です。6000円でこれは安くて良いアイテム。
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