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デサルフェーター製作キット用基板の追加発注 [工作]

また2ヶ月ぶりの更新です

機能増によりナンバリング+0.1のVer2.8へと上がりました。
C2右穴~D1右穴へとつながる太い配線、FET右下の穴、D1(アキシャル用)右下の穴、F周辺回路
ここらが大きな改修ポイントです。

効率を重視し、またバッテリ作業する人が極性誤りすることも無かろうということで見送った
「逆接続対策」について小型版に続き、通常サイズ版も実装することにしました。
ただ、対応は最高速版への適用のみです。高速版/標準版は従来通りVer.2.7で対応します。

なお小型版は最初から逆接続対策する前提のパターン設計をしたため
警告インジケータLEDがありますが、Ver.2.8では実装場所も無いのでLED無しです。

以下2015/05/12公開時点での最新基板紹介

久々の基板追加発注で約2ヶ月ぶりの更新。
5枚とか10枚なんて数量ではなく20枚とか在庫覚悟でドバーっと発注した方がいいのか?
なんて思いつつ、そんな勇気が無くいつも通り小ロット生産。

で、Ver2.72基板が無くなったので発注していたVer.2.73基板が到着しました。

変更点より先に苦情が。
シルク基板上端付近で切れてたり、切削加工失敗してえぐれてたり。
シルクは全体にいつもどおりしょっぱい仕様なので今更なので特に言及しませんが
切削加工はやばい。パターン削れとる・・・(幸い切削失敗のは1枚だけでした)

気を取り直して変更点
・LEDの穴位置をちょっと右端側へ移動
・D7(option)のシルクを追加。(パターン自体は前からあったもの)
 →このD7は青色LEDオプションの時だけダイオード実装するものなので基本的には不使用です
まぁ、さすがにもう変更点も無いなぁ・・・と。L1シルクの円はこそっと小さくしてます。


以下2015/03/19公開時点での最新基板紹介

現在展開しているデサルフェーター製作キット部品全ハンダ付け済み版を含)が
冬のバッテリ販売促進「冬はバッテリが危ない!」とか「JAFの出動理由1位はバッテリトラブル」
といった脅しが減ったためか、ちょっと小康状態な頒布状況だったりします。
そんな状況ですが
 充電直後に15Vになって充電完了→外すとすぐ11Vで使い物にならないバッテリが
 パルスを与えた後、一度負荷を与えて放電後に充電するとじわじわ電圧が上がり
 6時間かけて約13Vになっている
など最近の頒布先から実感のご連絡を頂いています。
あとは「よくある質問と回答」ってのを作ろうかなぁ・・・とか考えたりしています。

で、中国の旧正月があけて新基板が来ました。
Ver.2.71とVer.2.72の比較


最大の変更点は対角にある取付穴ピッチを40x32mmとすることで
タカチ製ケース「TWF5-3-7」のボスに対応しました。
その他としてR1/LED/D2の離隔を大きくとって、ハンダ付けする際に隣の穴にハンダ流れてぎゃー
(R1をハンダ付けするときにLEDのAを埋めたり、D2ハンダ付け時にLEDのKを埋めたり)
となりにくくしました。
合わせて、LEDと並列に穴とランドを2個増設。
LEDが逆電圧に弱いものを使う場合、LEDの逆向きのA/K(画像向きで下にアノード)で
ショットキーダイオードを実装して対応できるようにしています。紫とか桜とか
ノイズに弱いLEDも逆電圧をバイパスするダイオードを並列に置くことで使える「はず」です。 
あとはシルク印刷から2N3906を削除したり、R1、C3のシルク位置を変更。



裏面はさほど変化していないのですが
FETとD1(3本足用)のランドを広げる向き統一してハンダ付けをもうちょっと楽になるようにしてみたり
ベタパターンを広げてみたり。(D4ツェナのK側がベタ真ん中なのでハンダ付け難しいかもですが)
おまけとしてネコの手の先に丸パターンを置いてみたくらい。

そしてこの画像を見ながら思い出したのですがC2のコンデンサが2.54ピッチに対応しているので
C2とC4を同じ

こいつにどこかのタイミングで統一します。(C4は既に33uFから変更済み)

以下2015/02/17公開時点での最新基板紹介

Ver.2.3とver.2.7は紹介して、その間の分を紹介していなかったので更新。
(Ver.2.6は欠番なので存在していません)

Ver.2.4

最大の変更点はL1L2、C1、D1に面実装部品を使えるよう、シルク面にランドを追加。
ポリスイッチ(F)のピッチを2.54/5.08へ両対応も実施。

Ver.2.5

主な変更点は555の対応がDIP8/SOP8の両対応。それ以外は特に変更なし。

Ver.2.71

Ver.2.7のマイナーチェンジというか微修正版。
主な変更点
・C2が2.54/5.08ピッチ両対応
・FETとD1の離隔を少し増やしてIRF640NなどTO-220品への対応
・リードの太い部品に対してハンダ用パッドを広げてハンダ付けをしやすく修正


FETを足曲げ加工せずD1と干渉無しで実装OK。(FETはIRF640N:TO-220)
動作面でもちゃんとバッテリ端40Vくらいのパルス発生を確認。

Ver.2.7系が無くなったら2.5で頒布を計画。
さすがにもうそろそろ需要も終息するっしょ

以下2015/01/16公開時点での最新基板紹介


現在展開しているデサルフェーター製作キットが順調に頒布されております。
前回ブログエントリ書いた時から
 毎週末ジャンプスタート必要だったVitsが3週間継続して自力スタートしている
 軽トラ用バッテリでダメになって3年放置していたものが4日で復活
など、実体験のご連絡が更に届いている状況です。

前回エントリでは数が少なくなったから発注した訳ですが今回はまだ余ってるのに作りました。

表。
・LEDとFET以外、面実装部品が使える様に表にランドを追加
・対角の穴まで+と-をパターン延長してM3ネジ/ナットで圧着端子への対応
 (金属ケースへネジ固定する場合には絶縁必須のデメリット)
・動作停止閾値決めるD4のツェナダイオード無効化するパターンをC4の下に追加。
 (ピンヘッダ/スライドスイッチ辺りで対応。ただし実装すると面実装のPNPトランジスタと干渉)
・C3が2.5mm/5mmピッチ両対応


裏。
・前回追加対応した低VfのD1対応についてランドが小さくハンダ付け難易度高めだったのを解消
・シルクでネコ
.
というわけで2014/1/16以降 2000円版デサルフェータはこの最新基板で頒布します。
2/1 以降は赤色基板です(赤10枚が無くなったら次回発注分はまた青です)

2/1到着の赤基板はこんな。手配した10枚が4枚くらいに減ったら次の基板手配の予定。
2/8のご依頼2セットで残り3枚に。
2/10に次の基板発注を実施。ただし到着は4月頭くらいの見込み。
能力的な差異は無いのでこの追加分も無くなったらVer.2.5での頒布に戻そうかな、と検討中。

以下2014/12/23公開時点での最新基板紹介


現在展開しているデサルフェーター製作キットがおかげさまで順調に頒布されております。
すべてのあらゆるバッテリで効果が出る なんて大きな事は言えませんが
使って頂いて
 充電してもインジケータが青にならないキャンプ用バッテリが2日接続したらインジケータが青になった
 バイクのライトが暗くなるのが解消された
 バイクのバッテリで高い注入液を使っても復活しなかったものが15時間で復活した
など、実体験のご連絡も貰える状況になっています。

順調に配布しているということで専用のプリント基板が残り10枚になった段階で
追加発注していた新型のプリント基板が今日、到着しました。
(24時間窓口で受け取ってきました)

まずは裏の文字「Devices」が2.1までの「Devises」という恥ずかしい間違いから修正されました。
2.2は10枚だけ作ったのですが、全数自分で使ったため頒布用としては欠番です。
この基板への切り替えは2014/12/23以降ご依頼の2000円版へ適用します。
1200円版は従来基板を使い切るまで切り替えしません。
50kHz以上の高周波版は別途専用基板のため、この基板は使用しません。

変更点1:電線接続用の穴が2sqに対応

従来の1.25sq上限から2sq上限になるよう穴φ0.2mm増やしました。写真はHIV2sq。

変更点2:D1がこれまでTO-220タイプのみだったのをアキシャルリードにも対応

シルクの無いD1にこの形でリードフォーミングすることでφ1.3まで対応。
超低Vf化で無駄な発熱を減らして低消費電力化に貢献。

変更点3:D4のツェナダイオードがDO-354に加えDO-41(1W品)にも対応

これまで穴径と穴ピッチから0.5W品が基本対応だったものを1W品に対応させ
手持ちツェナダイオードが使えるようにしました。


D4の位置に寝かせて実装可能になりました。(従来基板ではD2やD3のように立て実装が必要でした)
D2とD3はこれまで通り立て実装を維持。寝かせて実装するだけの場所が無いので。

変更点4:D5/D6に1N4148を使える様、穴ピッチを拡大

手持ちに1N4148があるのでこれを使える様にしたかったのが目的。

あとは気づく方がいるかどうか分かりませんが、基板屋が勝手にいれる謎シルクはありません。

この従来基板でいくと、L2の円の中とC2の下にある2行。
別に機能面で影響は無いのですが、割高になっても意図しないシルクが無い基板になりました。

パターンの変更は無いので大丈夫だとは思うのですが念のため動作確認した結果を。

555ソケットはLMC555検証用。現在手持ちのSA555が無くなったら置き換える予定なのですが
動作特性がちょっと違うので今のパルスのまま置き換えできるよう諸元値確認するため。
こんな感じで部品実装して


いつものバッテリに接続して試験。

波形1:パルス拡大。

2000円版諸元で従来基板通りバッテリ端での尖頭値は約50V。

波形2:パルスの周期 

パルス間56.7us→17.64kHz。想定通り。基板上パターンで変な容量発生等なし。

その他の基板として

バッテリの+/-間違って接続しても壊れないよう逆接続保護機能付き基板のパターン設計済み。
ただ、これは基本的に作る気が無いので受注生産で対応します。

---LMC555他、諸元変更して動作確認結果-----

555交換して試験中の状態


波形1:パルス拡大。

2000円版諸元で従来基板通りバッテリ端での尖頭値は約50V。
パルス先端がちゃんと表示されるよう7.6Vくらい基準下げて波形取得。
リンギングも同様の波形に。(ここら辺はFETとドライブ部の影響が大きいですが)

波形2:パルスの周期 

パルス間53.7us→18.62kHz。ちょっと多めですが、ここら辺は抵抗/コンデンサの誤差範囲。

というわけで今あるSA555の在庫が無くなったらLMC555へ置き換え可能な諸元が決定しました。
実際の切り替えは当分先なんでしょうけど、まぁ準備はしておくべ。と。
自分用メモ15k->10010100470150120
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