PC/AT互換機用FDDをPC-98で使えるようにしよう。
PC-9800シリーズと言えば、2003年9月30日で新規受注を終了し
補修用部品の最低保有期間7年(2010年9月30日)を過ぎた今
もう本当に今更だな!
と言われるネタで申し訳ないです。
対象はPC-98用、PC/AT機用が存在するFD1231T
を題材にしてみます。
他社FDD改造事例1:Samsun製SFD-321Bの記事
他社FDD改造事例2:CITIZEN製Z1D(Z1DE)の記事(未着手)
他社FDD改造事例3:TEAC製HG-235の記事(未着手)
他社FDD改造事例4:MITSUMI製D353M3D(D359M3D)の記事(未着手)
他社FDD改造事例5:MITSUMI製D353M3(D359M3)の記事(未着手)
他社FDD改造事例はコメントから要望が届いたら、その機種を優先的に作業するかもです。
そのため対象機種は
PC-9801はBX4のみ
PC-9821は
C166/C233
Xa7/7e/9/10/12/13/16/20/200(X-Mate 第2世代以降のXa。無印Xaは対象外)
V7/10/12/13/16/20/166/200/233
Ra,Rs,Rv,St,Xc,Xb,Xe10(無印Xeは対象外),Xt13/16,Xv13/20
などが対象になってきます。
とりあえず、手持ちにPC-9821V166があって
この子が実装されていました。
PC-98で無改造のまま使えるのはP/N 134-506790-011-1
3枠目の3桁が「011」のもので、それ以外はPC/AT用ですので
単純に繋いだだけでは動作してくれません。
検体1
P/N 134-506790-732-4
です。
どうでもいいことですが、ごく一部を除いてベゼルは邪魔なんですよね。
さて、事前/事後で写真を残すべきだなーと今更思っても仕方ない
後の祭りで作業後の写真のみですいません。まず全景。
作業後はこんな感じに。
制御基板の型番
全景でも頑張れば読み取れますが拡大。「G7FTZ」です。
作業箇所1
イジェクトボタン横にある2HD/2DD検出用のスイッチを撤去。
そして代わりに1kΩで接続。
作業箇所2
R1の空きパターンに0Ωを実装(リード線短絡でも可)
T/Hのハンダ盛り(HDRみたいなやつ)を吸い取り線で撤去
T/Hのハンダ撤去で分離した左側のパッドと2番ピンを接続
C4の上側とTP3を接続
(2FDD構成でAドライブとしたい場合は追加作業が必要ですが割愛)
あとインタフェース部の切り欠きが基板側にしかないため
PC-98付属のケーブル突起が邪魔で接続できない問題があるのは
カッターとかニッパーでコネクタカバーに切り欠き作って解決。
見た目に突起を基板側にして実装したくなる衝動に駆られないよう注意。
なお、-011-の個体は
現状手持ちとして3台あります。
これがある意味「答え」なので、これと同じようにすればPC-98で動く訳です。
そんな訳で手持ちの-011-基板写真を公開します。
1.G8QMM (FDN139)
金属カバー外さないと、制御基板が見えませんが、コネクタ側にG8QMMの文字列があります。
元解像度
2.G8QMM (FDN143)
これも金属カバー外さないと制御基板見えないタイプ。
制御ICの型番違いで実装部品に違いがあったので掲載。
元解像度
3.G8XQT
元解像度
これらと同じ基板のFD1231Tを入手されたら、基板上部品の違いを見比べ
同じ様にすることでPC-98に転用できるはずです。
真似して、発火しても責任がーとか言わない人向け。
あとこの情報を見て改造したものを物販(ヤフオク等)する場合は
ブログ記事 http://m0800828.blog.so-net.ne.jp/2017-02-25
へのリンクを記載してもらえれば、好き放題やってもらって構いません。
まぁ売るためには動作確認のためPC-9821実機持ってる必要があるので
相当に敷居は高いと思いますが、頑張る人は頑張ってみてください。
[2017/03/07]追記
P/Nが -707- の個体
の作業前写真を掲載していきます。作業後は検体1の-732-と同じです。(同一基板ですので)
まずは全景
元解像度
基板シルクはG7FTZ、その右のシールにはG7GKP。どっちが正しいのやら。
撤去する2HD/2DD検出スイッチ部
このスイッチを撤去します。(後述)
制御IC付近
これが作業前のキレイな状態。
早速スイッチを撤去
両脇の金具が邪魔なのでネジ外して金具を撤去し、はんだ吸取線を使って
スイッチをハンダ付けしている3箇所を吸い尽くします。
作業後のスイッチ部拡大
ちゃんと吸い取りが出来ると、もう固定要素が無いためポロっと落ちます。
でも抜けてくれないので、基板を固定している3つのネジを取って基板を少し浮かせます。
基板を固定しているネジ3個を外し、基板を全体にコネクタ側へスライドさせ
中央部をたわませながらメディア挿入側の引っかけ金具から外すとこんな感じに。
あとは基板を戻してネジ固定、制御IC周辺の改造を実施したら作業完了です。
(改造内容は上の方に書いてありますので再掲はしません)
[そのうち別の個体も追加します。そのうち。]
補修用部品の最低保有期間7年(2010年9月30日)を過ぎた今
もう本当に今更だな!
と言われるネタで申し訳ないです。
対象はPC-98用、PC/AT機用が存在するFD1231T
を題材にしてみます。
他社FDD改造事例1:Samsun製SFD-321Bの記事
他社FDD改造事例2:CITIZEN製Z1D(Z1DE)の記事(未着手)
他社FDD改造事例3:TEAC製HG-235の記事(未着手)
他社FDD改造事例4:MITSUMI製D353M3D(D359M3D)の記事(未着手)
他社FDD改造事例5:MITSUMI製D353M3(D359M3)の記事(未着手)
他社FDD改造事例はコメントから要望が届いたら、その機種を優先的に作業するかもです。
そのため対象機種は
PC-9801はBX4のみ
PC-9821は
C166/C233
Xa7/7e/9/10/12/13/16/20/200(X-Mate 第2世代以降のXa。無印Xaは対象外)
V7/10/12/13/16/20/166/200/233
Ra,Rs,Rv,St,Xc,Xb,Xe10(無印Xeは対象外),Xt13/16,Xv13/20
などが対象になってきます。
とりあえず、手持ちにPC-9821V166があって
この子が実装されていました。
PC-98で無改造のまま使えるのはP/N 134-506790-011-1
3枠目の3桁が「011」のもので、それ以外はPC/AT用ですので
単純に繋いだだけでは動作してくれません。
検体1
P/N 134-506790-732-4
です。
どうでもいいことですが、ごく一部を除いてベゼルは邪魔なんですよね。
さて、事前/事後で写真を残すべきだなーと今更思っても仕方ない
後の祭りで作業後の写真のみですいません。まず全景。
作業後はこんな感じに。
制御基板の型番
全景でも頑張れば読み取れますが拡大。「G7FTZ」です。
作業箇所1
イジェクトボタン横にある2HD/2DD検出用のスイッチを撤去。
そして代わりに1kΩで接続。
作業箇所2
R1の空きパターンに0Ωを実装(リード線短絡でも可)
T/Hのハンダ盛り(HDRみたいなやつ)を吸い取り線で撤去
T/Hのハンダ撤去で分離した左側のパッドと2番ピンを接続
C4の上側とTP3を接続
(2FDD構成でAドライブとしたい場合は追加作業が必要ですが割愛)
あとインタフェース部の切り欠きが基板側にしかないため
PC-98付属のケーブル突起が邪魔で接続できない問題があるのは
カッターとかニッパーでコネクタカバーに切り欠き作って解決。
見た目に突起を基板側にして実装したくなる衝動に駆られないよう注意。
なお、-011-の個体は
現状手持ちとして3台あります。
これがある意味「答え」なので、これと同じようにすればPC-98で動く訳です。
そんな訳で手持ちの-011-基板写真を公開します。
1.G8QMM (FDN139)
金属カバー外さないと、制御基板が見えませんが、コネクタ側にG8QMMの文字列があります。
元解像度
2.G8QMM (FDN143)
これも金属カバー外さないと制御基板見えないタイプ。
制御ICの型番違いで実装部品に違いがあったので掲載。
元解像度
3.G8XQT
元解像度
これらと同じ基板のFD1231Tを入手されたら、基板上部品の違いを見比べ
同じ様にすることでPC-98に転用できるはずです。
真似して、発火しても責任がーとか言わない人向け。
あとこの情報を見て改造したものを物販(ヤフオク等)する場合は
ブログ記事 http://m0800828.blog.so-net.ne.jp/2017-02-25
へのリンクを記載してもらえれば、好き放題やってもらって構いません。
まぁ売るためには動作確認のためPC-9821実機持ってる必要があるので
相当に敷居は高いと思いますが、頑張る人は頑張ってみてください。
[2017/03/07]追記
P/Nが -707- の個体
の作業前写真を掲載していきます。作業後は検体1の-732-と同じです。(同一基板ですので)
まずは全景
元解像度
基板シルクはG7FTZ、その右のシールにはG7GKP。どっちが正しいのやら。
撤去する2HD/2DD検出スイッチ部
このスイッチを撤去します。(後述)
制御IC付近
これが作業前のキレイな状態。
早速スイッチを撤去
両脇の金具が邪魔なのでネジ外して金具を撤去し、はんだ吸取線を使って
スイッチをハンダ付けしている3箇所を吸い尽くします。
作業後のスイッチ部拡大
ちゃんと吸い取りが出来ると、もう固定要素が無いためポロっと落ちます。
でも抜けてくれないので、基板を固定している3つのネジを取って基板を少し浮かせます。
基板を固定しているネジ3個を外し、基板を全体にコネクタ側へスライドさせ
中央部をたわませながらメディア挿入側の引っかけ金具から外すとこんな感じに。
あとは基板を戻してネジ固定、制御IC周辺の改造を実施したら作業完了です。
(改造内容は上の方に書いてありますので再掲はしません)
[そのうち別の個体も追加します。そのうち。]
2017-02-25 15:48
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
なんだかんだで安いPCを買いたいならデルさんで。
ドスパラは広告拒否しよったんで、二度と使いません。
スティックpcとか魅力的だけど、ドスパラじゃ絶対買ってやらない。
コメント 0